TABLES
統計分布表 — z表・t表・カイ二乗表・F表
教科書の巻末にある4つの分布表を、ウェブですぐに見られるようにまとめました。表ごとに読み方と例題を載せています。
T1
標準正規分布表(z表)— 累積確率 Φ(z)
z = −3.49 から 3.49 までの標準正規分布の累積確率 Φ(z) = P(Z ≤ z) の表。行・列の読み方、負の z、右側確率の求め方の例題付き。
T2t分布表 — 自由度別の臨界値(片側・両側)
自由度 1〜1000 と ∞ に対する t 分布の臨界値表。片側 α 0.25〜0.0005 と両側の有意水準を併記し、t 検定・信頼区間での読み方の例題を載せています。
T3カイ二乗分布表 — 自由度別の臨界値 χ²(α, df)
自由度 1〜100 のカイ二乗分布の右側臨界値表(α 0.995〜0.001)。適合度・独立性の検定で自由度を決めて表を読む例題付き。
T4F分布表 — α = 0.05、0.01 の臨界値
分子の自由度 df₁ と分母の自由度 df₂ に対する F 分布の臨界値表(α = 0.05、0.01)。分散分析(ANOVA)・等分散の検定での読み方の例題付き。
表と計算機、どちらを使うか
分布表は決められた有意水準の臨界値をすばやく調べるのに便利です。試験問題のように α = 0.05、0.01 といった代表的な値だけが必要なら、表で十分です。
一方、正確な p値が必要な場合や、表にない自由度(例:ウェルチの t 検定の小数の自由度)の場合は、計算機を使うほうが正確です。本サイトの t 検定・カイ二乗・正規分布計算機は、表と同じアルゴリズムで任意の値の確率を計算します。
値の精度
表の値は、不完全ベータ関数・不完全ガンマ関数を用いた数値アルゴリズムで計算し、丸めたものです。印刷された教科書の表と最後の桁が 1 程度異なることがありますが、これは丸め方の違いによるものです。
どの表を見るか
- z表:正規分布に従う値の累積確率、母標準偏差が既知の場合の検定・信頼区間
- t表:標本が小さく母標準偏差が未知の場合の平均の検定・信頼区間
- カイ二乗表:カテゴリデータの適合度・独立性の検定、分散の信頼区間
- F表:分散分析(ANOVA)、2つの分散の比較、回帰モデルの検定